”重信川の四季”では、重信川河口付近でそれぞれの季節に見られる代表的な鳥達を紹介しています。
この時期、重信川河口ではカモ類やカモメ類がひしめき合っている。人はコートの襟を立て帽子を深く被っているが、北西から吹く風は次第に弱まってくる。季節は冬から春へと移り変わる。
シーズン前半は冬鳥たちが旅立ちの準備を始める。冬鳥たちが旅立つ頃、気の早い旅鳥たちが姿を見せ始め、シーズンの後半、渡りの最盛期を迎える。
旅鳥たちは一斉にやってきて、急いで北へ向かう。足繁く通い、鳥達との出会いを楽しもう。
茶摘みの始まる八十八夜の頃。シーズン当初、旅鳥たちの渡りが見られるが、しだいに鳥の数が少なくなってくる。ウグイスの囀りが減り、葦原のあちこちで響き渡っていたオオヨシキリの声もめっきり聞こえなくなる。セッカの囀りとサギの叫び声が聞こえるくらいだ。
川原ではイカルチドリが、河口付近ではシロチドリやイソシギなどの留鳥がわずかに見られるだけ。サギ・カラス・ウミネコのほか越夏するカワウが見られる程度で寂しくなるが、カラシラサギなど希少種が訪れるので目が離せない。
高原では秋の便りが訪れるが、松山平野では残暑が厳しい。それでも処暑を迎えると朝夕過ごしやすくなってくる。
シーズン当初、重信川河口はまだ寂しい状態が続くが、徐々に気の早いシギ・チドリが目に付くようになる。台風が到来すると、思わぬ鳥が迷い込んだりするので目が離せない。
シーズン半ばに入ると、シギ・チドリなどの旅鳥たちが羽を休めに重信川河口に立ち寄る。秋は五月雨式に渡ってくるため、数は少ないが鳥を目にする機会は多い。鳥見を始めるにはいい時季だ。
木々は山麓まで紅葉し、風も次第に北寄りになってくる。海は波が高くなり、冬本番が近いことを予感させる。。
シーズン当初、ここで冬を越すカモ類やシギ・チドリ類が姿を現しだす。しばらくすると、重信川河口は冬鳥たちで賑やかになる。シーズン中盤にはズグロカモメが姿を見せる。寒さは厳しいが鳥見にはもってこいのシーズンとなる。